日々、倉庫番に悩まされながら。
日々、より多くの人を悩ませる倉庫を作り続ける。
そんな日々のブログ。

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http://sokoban.jp

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-M-です。
僕だけ、カッコ書きの名前が顔文字みたいだな。



パズルも、クイズも、子供が出してくるなぞなぞですら、いいから答え見せてくれよ! っていう瞬間があります。
倉庫番でもそれは当然あって、「ヒントが欲しい!」という声は、昔も今も結構あったりします。

では倉庫番公式チームは、そうした声をどう考えているのか。

かつてシンキングラビットのアドベンチャーゲームには「ヒント券」てのがあって、今林さんはものすごく丁寧に一人一人に対応されてました。
「そういうのも含めてコンテンツなんだ」っていうのが今林さんの持論なので、実のところ倉庫番ももちろん拒むつもりがなかったりします。

あんまり告知の努力をできていないんですが、Twitterには公式のヒント専用アカウントもあったりするんで、もしよかったら時々見てやってください。
 
倉庫番のヒントをつぶやくラビくん(公式)

「かつてのピュアさが失われた」と一部で言われつつあるラビくんなので、なんだか口調が生意気な時もありますが。
そのぶん、みなさんお気軽に「ヒント寄越せ」って言ってやってください。
スマホ版でもWindows版でもなんでもOKです。

なんだったら人生相談でもいいですよ。
答えてくれるかどうかは別だけど。



あと、倉庫番Touchでどうしても解けないって思ったら、最初まで戻ってみてください。
undoall

そうすると、絶望ツイートなるボタンが表示されるので、これを使ってツイートしてみるのもいいですよ。
tweet
   
   
   
tweet2

このツイートは、ラビくんへの@ツイートにもなるので、もしかしたらラビくんがあなたの絶望を拾って、「じゃあ次はこの面のヒント出そうかな」って思ってくれるかも。

それでは!


 


荷物

船を待つ男
 
シナリオ Chapter 2(ステージ8「船を待つ男」)
1、波止場。港の倉庫の前。海猫の鳴き声。
2、今日もMr.ロングホーンと愛犬が座っている。
3、ラビが近付き、声をかける。
 
ラ ビ「こんにちは」
ロング「やあ」
ラ ビ「またいろんな話を聞かせてください・・・えーっと」
ロング「ハリー・ロングホーンjr 、こいつはズー」
ラ ビ「ぼくはラビっていいます」
ロング「君は、あの倉庫でアルバイトしているのか」
ラ ビ「ええ、そうです」
ロング「あの倉庫は昔、酒場だった。もうずいぶん前のことだが・・・」
ラ ビ「思い出があるんですか?」
ロング「ちょっとした・・・な」
ラ ビ「遠い国ってどんな所なんだろう」
ロング「船が陸(おか)に近づくと潮の香りと波の音が強くなってくるんでもうすぐ
    だってわかるんだ。やがて海猫の声が聞こえてくる頃には町も見えてくる。
    それが初めての国だと、その時が一番わくわくするんだ。そのあたりの距離
    から見ると、子供の頃見た本の挿し絵そっくりに見えてしまうんだ。
    やった、とうとう見つけたぞって・・・でも、それは決して見つかるはずの
    ない船乗りのネバーランドでな・・・」
ラ ビ「ネバーランド?」
ロング「子供にしか見えない想像の場所だよ。大人になるといつの間にか忘れてしま
    う子供の空想なんだが、ほんとうは心の奥に残っていて影響を与え続けてい
    るんだ。大人になって本人は意識してなくってもネバーランドの方で忘れち
    ゃあくれないんだ」
ラ ビ「じゃあ、子供の時にたくさん想像して、夢見た子供は大人になっても楽しい
    んだね」
ロング「ああ、玉手箱みたいなもんだ。子供のうちにその中へ夢をたくさん仕舞い込
    んできた大人は、いつまでもわくわくする人生がおくれるんだ」
ラ ビ「ロングさんは、たくさん持ってる?」
ロング「いや、それほど多くはなかった。でもわしには何が入っているか自分でよく
    知っていたんで大人になって困ることはなかった。それが、ずーっと憧れ続
    けた挿し絵の異国だった」
ラ ビ「ぼくは人形なんです。ぼくを作ってくれたおじいさんがぼくにアルバイトを
    勧めてくれました。多くの人と話して色々な人生を見てくるようにって」
ロング「わしには君の若さと希望がうらやましいよ」
ラ ビ「だから、ぼくはその通りに多くの人と出会いました。ロングさんとも出合い
    ました。それは、ぼくがちゃんとした人間の大人になった時、わくわくさせ
    てくれるように夢をたくさん仕舞い込みなさいってことなんですね」
ロング「わしは、その玉手箱も希望も一度に失ってしまった。先輩の忠告を聞かなか
    ったばかりに希望を絶望に変えてしまった」
ラ ビ「ロングさんはいつもここで何をしているんですか?」
ロング「ここでかね。君は素直だな。そう・・・なんと答えたらいいか。何年もはっ
    きり聞かれた事がなかったんで答えを用意していないが・・・・ただ座って
    るのでもないし、やはり待っていると言ったほうが正しいのかもしれん」
ラ ビ「何を待ってるんですか?」
ロング「それは・・・来るはずのないもの」
ラ ビ「来ないことが分かっていて、どうして待っているのですか?」
ロング「待つということは、期待していると苦痛だが、絶望している者には安らぎを
    与えてくれる。わしは人生に翻弄され過ぎた。わしが背負える以上のな・・」
ラ ビ「いつまでここで待つのですか?」
ロング「おまえは素直でいい子だ。わしがここに来るようになってもう何十年にもな
    るが、誰も何も聞かんかった。ちょっと頭のおかしい、じじいがいる位にし
    か思っておらんのは分かっておる。ここ数年は誰も話しかけてもこなかった。
    これだけ話したことはいままで無かったし、自分から話したいと思ったこと
    もなかった」
ラ ビ「また来ていいですか?」
ロング「ああ、もちろんだとも。わたしからもお願いしたいくらいだ。おまえのおか
    げで何かが変わりそうな気もする。じゃあ」
ラ ビ「おやすみなさい」
ロング「ああ、おやすみ」 
ラビ
4、いつものようにMr.ロングホーンはよっこらしょと腰を上げる。愛犬ズーも彼に合わ
  せるように立ち上がり歩き出す。
5、後ろ姿が闇に溶けて行く。
6、画面がフェードアウトして、Chapter 2の終了シークエンスが表示される。

 Chapter 3へつづく。12/29日発表決定。乞うご期待。

お知らせ。
「究極の倉庫番」未発表シナリオ〜船を待つ男〜は、Chapter 4までありますが、すべて
公開の後、ひっとしたら豪華声優陣による音声データも発表できるかも知れません。
まだ未定ですので、期待せずに待っていてください。


 
 

倉庫番、エンジョイしてますか?
JunGです。


いやー、倉庫番は本当に奥深いですね。
面作成に携わらせてもらっていますが、
自分が作った面でも、
しばらく経ってからプレイすると、
あれ?どうやってクリアするんだっけ?
となったりします。

というのも、私の日課として、
寝る前に一問、面をクリアするという遊びをしていますが、
これがなかなか、時に頭を悩ませてなかなか眠れない事もw

さらに小さい面とかだと、
せっかくなので、最短手数の金王冠を目指したくなったり。


倉庫番Touchは、他のシリーズとは違い、
小ぶりながらも癖のある面が多いので、
皆さんも、寝る前に一問解いてみるという、
倉庫番一日チャレンジをやってみてはどうでしょう?


それでは、良き倉庫番ライフを!
ありがとうございました!

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